子供に英会話を習わせたいけど、話せるようになるのかな?
このような疑問をお持ちのワーママさん向けの記事です。
これからの時代、英語は必須。
とはいえ、英語を習わせるとなると、時間もお金も負担がかかって、習わせるかどうか迷いますよね。
このようなお悩みに年中から高2まで英会話を習った視点からお答えします。
- 年中から高2まで週1回の英会話に通った
- 大学は理系で、英語の授業はなし
- TOEIC840点
- 英会話は日常会話程度
- 4歳と0歳の娘の母
結論から言うと、週一回の英会話ではネイティブのようには話せるようにはなりません。
理由は、年中から高2まで英会話に通った私自身の実力がネイティブとは程遠いから。
それでも、自分の娘には英語教育を始めています。
その理由は、小さい時から英語を習っていてよかったと思うメリットがたくさんあるから。
この記事では、実際に自分自身が英語の早期教育を受けて感じたメリットを4つ紹介します。
同時に、小さい時から習ったからこそ感じるデメリット、親になったからこそ感じるデメリットも紹介。
子供に英語を習わせ始めるかどうか迷っているお母さんのヒントになれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
幼児期から英語を習うメリット
私が大人になってから感じた、幼児期から英語を習ってよかったなと思うポイントを紹介します。
ポイントは全部で4つ。
リスニングが得意になる
中学生の時点でリスニングはかなり得意でした。
その後大学受験でもTOEICでも、リスニングは点数の稼ぎどころになり、すごく助かった!
今でも、相手が話した英語はわかる!(返す言葉の表現が思いつかないことは多々あるけど)
また、日本人が不得意な「L」と「R」の違いなどの聞き分けなどもできます。
これは、子供の時に英語教室で繰り返し練習したフォニックスのおかげです。
(*フォニックスとは英語圏の子供達が習う英語の発音のルールです)
フォニックスは学校では習わなかったので、フォニックスを習うだけでも間違いなく英語を習う大きなメリット。
発音の練習に照れがなく、正しい音の出し方を習得できる
幼少期の自分自身がどうだったかは、正直なところあまり覚えていないのですが。
私の4歳の娘を見ていると、聞こえた通りの英語をそのまま大きな声で何回もリピートしています。
それが完璧にできているかと言うと間違っていることも多々ありますが、カタカナ英語よりはずっと英語に近い音を出しています。
耳が敏感で英単語に先入観のない幼少期に、聞こえた通りに練習することで、本物の英語に近い音を習得できます。
本当に習得できるの?
このように思う方もいると思います。
英語の発音は子供の時の練習でできます!
ネイティブの方に「英語圏に住んでいたの?」と聞かれたこともあるぐらい。
照れが出る前に正しい音を思いっきり練習することは、絶対に効果大です。
英語独特のリズムが身につく
日本語にも強弱があるように、英語にもリズムや強弱があります。
文章では1単語ずつ書かれていても、読む時には隣同士の単語を繋げて読むようなケースも。
どのタイミングで身についたのかわからないのですが、知らない間に身についていました。
このリズムが身につくことで、会話をしたり文章を読むときに、一気に英語っぽく聞こえます。
すると同時に、英語が相手に伝わりやすくなるんです。
「文章や単語はあっているのに、なぜか英語が伝わらないな」という経験をしたことはありませんか?
原因はこの英語のリズムです。
幼少期から英語に触れていることで、このリズム感が身につきました。
英語が好きになる
実は1番大きいポイントかもしれませんね。
私が幼少期に通っていた英会話は、外国人の先生1人に対して、同世代の子たち3人か4人で1クラス。
毎週、歌を歌ったり、ゲームをしたりして、とにかく楽しかったことを覚えています。
どちらかというと、遊びに行く感覚でした。
その中で、日本以外の文化を知って、外国ってところがあることを知り、自然に英語や英語を使う国に興味を持ちました。
その後は、高校生になってホームステイをしたいと思ったり、外国人の友達が欲しいと思って行動できるようになりました。
結局のところ、英語は好きになって、自分でたくさん使わないと話せるようになりません。
言い換えれば、好きになれば、使うチャンスを探して、使いこなせるように努力するし、それは何歳からでも遅くないのです。
そのため、好きになる入口としては英会話スクールはオススメです。
幼少期に英語を習うデメリットは?
もしかしたら幼少期から英語を習うデメリットもあるのでは?
こんな心配もありますよね。
私自身の経験から感じるデメリットも紹介します。
週1回の英会話で子供に英語の基礎や楽しみを教える場合と、バイリンガルを目指す場合でデメリットが違うので、別々に紹介。
週1回の英会話の場合
仕事をしながらの送迎する難しさが伴う
ワーママさんでしたら、すぐにイメージできるかと思います。
平日に英会話の送迎をするために、仕事のスケジュールを調整することは、かなり難しいと思います。
かといって休日に習わせると、土曜日の半日が潰れてしまいますよね。
このあたりのスケジューリングがとても悩ましいポイント。
安くはない出費
英会話の受講料って、安くはないですよね。
月額10,000円は超えてくるところが多いのでは。
最初にも言いましたが、これだけ払っても残念ながらネイティブレベルにはなれません。
短い期間で、劇的な成果も感じにくいかと思います。
そのため、この月謝についてどう考えるか、悩ましいポイントです。
バイリンガルを目指す教育をする場合
子供の言語レベルがどちらも中途半端になる可能性がある
バイリンガル教育は、子供に2言語を教えることになります。
1つでも大変なところ、2つなので、もしかしたらどちらも中途半端になる可能性が。
そう思う理由は、私自身のこんな経験から。
私は中学生の時に英検1級の勉強をしていて、英語に挫折してしまいました。
挫折したきっかけは、英語の文章の意味がわからず、日本語訳を読んで理解しようとしても、日本語の言葉の意味も難しく、国語辞書まで調べないと文章の意味が理解できなかったから。
「日本語もわからないのに、英語なんか勉強してられるかー!」と母に訴えました(笑
この経験から、自分の娘には、まずは日本語をしっかり教えてあげたいと考えています。
バイリンガル教育は親の頑張りが必要
英語が日常生活において全く聞こえない日本で、子供をバイリンガルに育てるためには、家でも英語で会話する必要があると思っています。
英語を使えるようになるには、日本では英語を使ったり聞いたりするチャンスが圧倒的に少ない!
家での会話を全て英語にするのは、お母さん自身がバイリンガルであれば、特に苦労はないと思います。
しかし、私ぐらいのレベル感だと非常に難しく、そしてストレスです。
ただでさえ、平日は仕事と家事で余裕がない上、子供に伝わらない英語で話しかけ続けることは、私にはできませんでした。
親の方にかなりの覚悟が必要だと感じました。
まとめ
この記事では幼少期から英語を習うメリットとデメリットを紹介してきました。
私自身は小さい時から英語を習わせてくれた親に感謝しています。
そのためメリットもデメリットあるものの、自分の子供にも英語をはじめました。
英会話に通うのが難しかったら、家で毎日10分の発音練習でも絶対に効果あり。
お母さんも子供も無理なく楽しくできる方法が1番いいなと思いますよ。
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