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おうち英語はリーディング力を鍛えることが最短ルート

子供に英語力を身につけてあげたいけど、何をしてあげればいいだろう?

この記事では、そんなお悩みにお答えします。

子供たちが大人になるころには、英語は今よりも絶対に必要になりますよね。

できることなら、大人になってから苦労せずに、子供のうちに英語を身につけてあげたいと思うはず。

この記事はこんな人にオススメです

  • 小学校入学前のお子さんを持つお父さん、お母さん
  • 子供に英語力をつけてあげたい。
  • 家でどんなサポートをしてあげればいいかわからない

そこで、この記事では幼児期のお子さんがいる方に向け、子供の将来のためにどんなサポートをしてあげればいいかを紹介します。

結論からいうと、英語をスラスラ読んで理解できるようになる「リーディング力」を鍛えてあげましょう。

それにより中学生や高校生頃になると英語を英語で理解し、会話や文章読解に困らない子に育ててあげることができますよ。

この本によると、リーディングを続けるだけで小学6年生の子が英検準1級に合格した実績も。

この記事はという本を参考にしています。

この記事の内容
  • リーディングはなぜ効果的?
  • リーディングはどうやればできるようになるの?

ぜひ最後までご覧ください。

目次

リーディング力だけで小学生で英検準1級に合格

によると、幼少期からリーディングを続けた子が小学生のうちに英検準1級に合格した例が何名か載っています。

英検準1級はどれくらいのレベルかご存知ですか?

社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。

英検公式HP

一般的に大学中級程度と言われているそうです。

と言っても、よくわかりませんよね。

実際の問題を英検の公式HPで見ることができるので、実際に解いてみてください。

見てみるとわかりますが、かなり難しいです。

これを小学生でクリアしているので、お家ではかなりスパルタ教育なのでは?と思うと思います。

それが全く違うようです。

「英語を英語のまま理解する力」を身につけることができたのが、最大の理由だと思います。日本でその力を向上させていく方法は、日々英語を読むことだと思います。

「読解力」が全てだと思います。息子が横で音読するのを横で聞いていて、読み終えると「すごいね!」とたくさん褒めてあげたのが良かったと思います。

お子さんが自主的にたくさんの本を読むだけで、英語が身についたんですね!

さらにリーディングだけでなく、英検はリスニングとスピーキングの試験もあります。

この2つの力もリーディングだけで獲得できている。

ではなぜリーディングがこんなにも効果的なのでしょうか?

リーディングが子供の英語学習になぜ効果的?

なぜリーディングを続けることで、上の子供たちのようにリスニングやスピーキングの力も身についたのでしょう?

理由は3つあります。

これが3つの理由
  • 英語の発音やリズムを一緒に習得できた
  • インプット量が膨大だった
  • 「英語を英語で理解する力」が身についた

では具体的にはどういうことでしょうか。

英語の発音やリズムも一緒に習得できる

英語の本を朗読することで、自然と英語の発音を身につけることができます。

また、英語には独特の韻やリズムがあることはご存知ですか?

この韻やリズムは、英語の子供向けの絵本にはとても多く出てきます。

それは英語圏でも同様に、子供にたくさんの本を読ませて、この韻やリズムの練習をさせるから。

英語圏の子供と同じ絵本を読むことで、自然とナチュラルな英語の韻やリズムを習得できますよ。

さらに子供の時に音読を続けることで、いつの間にか自然な発音もリズムが身に付きます。

インプット量が膨大

もし英会話レッスンに通うとしたら、週1回ですよね。

週1回30分を毎週通ったとしても、1ヶ月のインプット量は2時間です。

もしグループレッスンだったとしたら、もっと少なくなるかもしれません。

一方、読書は1人でできます。

好きな時に毎日たった10分でも、週1回の英会話レッスンよりも多く英語に触れることになりますよ。

もし、お気に入りの本に出会うことができたら、その時間は10分を超えるかもしれません。

さらに「お気に入りの本を読む」ということは、自分から「主体的に」英語に触れている状態

「やらされている」状態よりも、ずっとずっと効率よく英語が身につくはずです。

英語を英語で理解する訓練ができる

「英語を英語で理解する」という技術が、英語をマスターするにあたってとても重要になります。

英語で会話する様子を想像してみてください。

もし「英語を英語で理解する」ができない場合はこれ。

STEP
英語で話しかけられる
STEP
英語の内容を日本語に変える
STEP
返事の内容を日本語で考える
STEP
日本語で考えた返事を英語に直す
STEP
英語を話す

1ターンの会話をするのに、こんなにもたくさんのステップが必要。

これでは到底会話もスムーズにいきません。

もちろんネイティブのスピードにはついていけるはずはありません。

そのため「英語で英語を理解する力」が重要なのです。

たくさんの本を読むことで、この力が身に付きます。

また日本語思考が構築されていない小学生以下の子供は、この「英語で英語を理解する力(英語思考)」が短時間で身に付きます。

幼児期の今がチャンスですね!

リーディング力を獲得するためにやることは?

子供がリーディングができるようになるためには、親は何をやってあげればいいでしょう?

手伝ってあげることは、たった3つです。

親がやることはこの3つ
  • 英語の読み方を教えてあげる
  • 簡単な本を与えてあげる
  • 日本語の本をたくさん読む働きかけ

英語の読み方を教える

まずは英語はどうやったら読めるかを教えてあげる必要があります。

英語の読み方は「phonics(フォニックス)」というルールがあります。

アルファベットの「A」は「エイ」という読み方以外に「アッ」という音があります。

これが26文字のアルファベット全てに「音」があり、またアルファベットの組み合わせで作る「音」もあります。

例えば「CAT」は「シー」「エイ」「ティー」ですが、フォニックスのルールで読むと「クッ」「アッ」「トゥッ」。

これをくっつけて読むと「キャット」になる。

これがフォニックスです。

「44種類の音」と「120通りの綴りパターン」があり、かなり膨大です。

私のおすすめは歌で教えること

理由は私自身も幼稚園の頃に歌で習って覚えたから。

そして、その歌は今でも少し覚えているくらい印象に残りやすいです。

YouTubeで「phonics」で検索すると、たくさんヒットします。

ネイティブの方が歌う歌で覚えることができるので、親が教えなくても大丈夫

でも一緒に楽しく聞いてあげたり、一緒に歌ってあげてください。

うちの場合は一緒にやることで、やっと楽しくみてくれるようになりました。

お子さんが好きそうな絵や音楽のものを選んで聞かせてあげるといいと思いますよ。

簡単な本を与えてあげる

先程のフォニックスだけでは、実は全ての英語を読めるようにはなりません。

なぜかというと「サイトワーズ」と言って、フォニックスのルールに当てはまらず、覚えなければいけない単語があるから。

それはひたすら暗記するしかないのですが、暗記なんて楽しくありません。

そこで、もう簡単な本を読みながら覚えていくのが1番です。

そして英語の本を読めたら、子供は達成感で大喜びしますよ。

オススメはDr.Seussシリーズ。


The Cat in the Hat (Beginner Books(R))

これは英語圏の子供に定番の絵本。

英語のリズムもとても楽しく、今でも読み継がれているベストセラー。

最初の絵本にはとてもオススメです。

最初は読んであげるといいと思います。

数回読んだら覚えてくれますよ。

「自分で読むのは自信ないなー」という方も大丈夫。

そんな時はYouTubeに頼りましょう。

必ずネイティブの方が朗読してくれる動画がありますよ。

日本語の本をたくさん読む働きかけ

日本語の本を読むことがキライなのに、英語をたくさん読んでくれるはずはありません。

そのため、まずは日本語で本を読む習慣を作ってあげましょう。

その上、本を読むことが好きになってくれたら申し分なしですね!

私たちは定期的に近所の図書館に行っています。

娘の場合は読むことは楽しいけど、本を選ぶことはめんどくさそう。

好きそうな本を選んであげると、次々に読んでくれますよ。

本を読むことが苦手な子は、本が長すぎることが原因のこともあるそうです。

初めは短めで、本人が好きなキャラクターや絵のものを選んであげるといいですよ。

まとめ

この記事では「子供に英語学習をさせるのであればリーディングが最強」という内容でした。

英語のリーディングを始めるのは、子どもが小さい時ほど楽にスタートできますよ。

ぜひアルファベットの読み方からご家庭で始めてみてくださいね。

この記事はという本を参考にしました。

本ではさらに詳しいリーディング学習の進め方が書かれています。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。


世界で活躍する子の<英語力>の育て方
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