家で子供に英語をやらせたいけど、必要な勉強時間はどれくらいだろう?
この記事は、このような疑問を持つ小学生以下のお子さんを持つ方に向けた記事です。
「子供の時になるべく多くの英語に触れさせるべき」とよく聞きますよね。
一般的に英語をマスターするために必要な時間は2000時間から3000時間と言われています。
ただし、一般家庭で無理なく英語をやらせるのであれば15分がベスト。
この記事では、トータルで2000時間も必要なのに15分でいいのか、その理由を紹介します。
あわせて、おすすめの無料教材も紹介。
この記事を書いている私のプロフィールはこれ。
- 年中から高2まで週1回の英会話に通った経験あり
- オーストラリア留学経験あり
- TOEIC840点
- 発音とリスニングに自信あり!
- 4歳と0歳の娘の母
- 幼児英語教育の本を10冊以上読んで、幼児期の英語教育を研究
「子供には英語ができるようになって欲しいけど、毎日何時間も勉強させるのは難しいな」と思っていた方は必見。
毎日少しずつで大丈夫です。
この記事を読むと、ご家庭で気軽に効果的な英語教育を始めることができますよ。
ぜひ最後までご覧くださいね。
幼児期の英語学習は短時間でいい理由
では早速、幼児期の英語学習が短時間でいい理由を紹介します。
理由は3つあります。
- 幼児が集中できる時間は「年齢+1分」だから
- 「嫌いになる」は絶対に避けたいから
- くり返しと継続が1番大切だから
1つずつ紹介しますね。
幼児が集中できる時間は「年齢+1」分
幼児期の集中力はあまり長くありません。
継続する時間は、目安として「年齢+1分」とされているようです。(伸芽`sクラブHPより)
ご家庭でも、それを実感するシーンはありませんか?
私にも4歳の娘がいて、それを実感することが多々あります。
1つの遊びをしていても、そこから次々と別の遊びを組み合わせたり。
もしくは、遊びを急にやめて、突然絵本を読みに行ったりなど。
集中力が切れた状態で、無理やり英語に向かわせるのは、大人も子供もしんどいです。
集中力は「年齢+1分」しか持たないという前提で、短い時間で終わらせるのがオススメです。
「嫌いになる」は絶対に避けたい
「嫌いになる」は絶対に避けたいことです。
なぜかというと、一度嫌いになってしまったら、どんなに誘っても英語の練習はしてくれないから。
そして、その嫌いな気持ちは大きくなってからも続いていきます。
実は、その状態を目の当たりにした経験が。
私には妹がいて、妹と一緒に幼稚園の頃から英会話に通っていました。
もはや理由は誰にもわからなくなってしまいましたが、妹は英会話教室が嫌いになってしまって、小学生ぐらいでやめてしまいました。
結果、高校生の時は英語が苦手科目になってしまい、大人になっても苦手意識が続いてしまっています。
その様子を見ているので、子供のうちから「嫌いになる」だけは絶対に避けるようにしてあげたい!
「無理やりやらされている」と思わない、短時間がベストです。
くりかえしと継続が1番大切
英語の音やリズムは1回では覚えることができません。
くり返し練習が必要で、続けて行くことがとても重要だと思います。
これもすでに、うちでは経験済みで。
娘が2歳児の時に通っていた保育園では1日10分、英語のビデオを見て練習する時間がありました。
通っていた時は、毎日英語の歌や単語を少しずつ覚えて帰ってきて、「すごい効果だな!」と感激。
しかし年少に上がるタイミングで近所の公立に転校し、英語の練習時間がなくなりました。
すると、あっという間に覚えた単語はどっかに行ってしまって。。。
続けることが大切だなと実感。
私も子供の時から週1回でも英会話に通い続けたおかげで、英語の発音やリズムなどが身についたのではないかなと、娘の様子を見て改めて実感しました。
不足する勉強時間はどう補う?
ここまで、英語の練習は短時間がオススメだということを説明してきました。
しかし最初にお話しした通り、英語をマスターするには最低2000時間は必要だと言われています。
仮に15分を毎日できたとして、1年間の勉強時間は
15分×365日÷60=91.25時間
たったこれだけ。
幼児期3年間やっても300時間に届かないんですね。
そんなに少なかったら、意味ないじゃん
このように思うかもしれません。
しかし、心も頭も柔軟なうちに英語の音やリズムに慣れることは絶対に将来役に立ちます!
そして大きくなって本当に英語が必要になった時に、半年留学すれば余裕で2000時間クリアーできます。
私自身がそうでした。
すでに口の使い方や英語のリズムは身についているので、会話に必要な表現を留学先でマスターすればいいだけですから。
とはいえど、できることならばなるべく小さいうちにたくさんの英語を吸収してほしいですよね。
その場合は15分の英語時間を何回も作ると効率的です。
15分の英語時間を4回つくれば、幼児期の3年間で1000時間の学習時間を超えることができます。
1日に4回も子供に英語をやらせるなんて、できるの?
このように思いますよね。
私もまったく英語を知らない娘に、こんなに英語に向き合わすことは難しいと思っていました。
時間を見つけては、ポケモンとプリキュアばかり見ていましたしね。
でも、お気に入りの英語教材が見つかったことで、意外と英語時間を定着させることができたのです。
わが家の英語の学習時間はこんな感じ。
- 朝ごはんの準備のあいだYouTube (15分)
- 保育園に行く前にオンライン英会話 (30分)
- 帰宅後、親が家事をしている間にYouTube またはDisney+ (15分から30分)
- 気が向いたらワークか絵本
1回あたりは15分から30分ですが、トータルで1時間から1時間半の時間が取れています。
それも、こどもが英語に触れている時間、わたしはほとんど家事をしています。
YouTubeやオンライン英会話などを使うことで、親も子も無理なく英語時間をかせぐことができますよ。
15分でできるオススメの英語教材は?
15分でできる教材ってなんだろう?
実際に子供にやらせようと思ったら、何がいいかわからないですよね。
ここでは4歳の娘が実際に楽しめている教材を紹介します。
テレビで楽しめるもの、YouTube、アプリからそれぞれ一つずつ紹介しますね。
- えいごであそぼ with Orton
- the wiggles
- Khan academy kids
どれも幼児さんにとってもおすすめです。
ひとつずつ紹介しますね。
えいごであそぼ with Orton
まず最初に紹介するのは、NHKの『えいごであそぼ with Orton』
ご存じの方も多いかもしれませんね。
放送時間も10分間と子供にちょうどいい長さです。
私が1番娘に教えたいと思っている『英語の音』に特化した番組作りがとても気に入っているポイント。
そして、内容は歌にクイズにダンスで、娘が好きなものばかり。
その上、発音やリズムもテレビをそのまま真似して練習しているので、本物の英語にかなり近い音を出せるようになってきています。
以前は平日毎日放送されていましたが、今は週3回しか放送されない点が少し残念。
The Wiggles
The Wigglesってご存じですか?
オーストラリアの子供向けの番組です。
歌やダンスに絵本など、日本でいうところの「おかあさんといっしょ」みたいな感じ。
YouTubeでたくさんのコンテンツが公開されています。
YouTubeは色々なコンテンツがありますが、これは絶対に安心して見せることができる動画です。
オーストラリアの動物や生活を垣間見ることができる動画もあり、親子で楽しめるコンテンツです。
Khan academy kids
こちらはアプリの紹介です。
世界中の子供がいつでもどこでも無料で学習できるようにと、非営利団体によって作られた学習アプリ。
数字や文字、形、規則、分類などの内容が学べます。
レベル的には日本の本屋さんで売っている幼児向けのワークと同じぐらい。
それがすべて英語で作られています。
幼児期に習得したい内容を英語で遊びながら学ぶことができる、最強アプリ。
またアプリ内には絵本もあり、なかには動物や恐竜の図鑑のようなものも。
すべて英語ですが、読んでくれる機能もあるので、英語が苦手でも大丈夫。
ネイティブの自然なスピードで絵本を聞くことができる点も、まさに有料級のアプリ。
本のレベルも初めてリーディングに挑戦する子から、かなり英語力を必要とするものまで、幅広く揃っています。
レベル別で分類してあるので、本を選ぶのも簡単。
タブレットOKのご家庭でしたら、ぜひ試してほしいアプリです。
英語学習15分では物足りないというご家庭へのおすすめは?
せっかくの幼児期に、できるだけ多く英語に触れてほしい
ものごとに柔軟な幼児期にできるだけ長い時間英語に触れていてほしいと思う気持ち、すごくわかります。
とはいえど、こどもの集中力は30分が限界です。
そこで、30分でできるおすすめの英語学習を紹介。
オンライン英会話
オンライン英会話がおすすめの理由は以下の通りです。
- 通学型の英会話が60分に対し、オンライン英会話は25分
- 都合がいい時間に受講可能
- 回数は週1回から毎日まで、好きな回数受講可能
- 送迎不要
うちの娘もQQキッズ
4か月でかなり効果を感じていて、これからも続ける予定です。
ほかにも幼児さんにおすすめのオンライン英会話を調べています。
どれも娘が実際に試してみて、幼児さんでも楽しく英語の練習ができると思った会社ばかり。
参考になればうれしいです。
まとめ
この記事では『幼児期の英語学習は短時間がオススメ』という内容を紹介してきました。
いかがでしたか?
「短時間だったら、うちでもできそう!」
そう思ってもらえると嬉しいです。
短時間でも将来きっと役に立ちます。
「幼児期の英語は役にたった!」と実感している私が保証します!
まずは15分間、ご自宅で英語を楽しんでみてください。
少し慣れてきた子は、ぜひオンライン英会話に挑戦してみてくださいね。
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